「可愛がる」と「甘やかす」を混同している方がよくいます。
「可愛がる」とは、愛情を持って接することです。
その犬の良いところも悪いところもよく見て、良いところは伸ばして悪いところは良くなるように正しい方向に導いてあげること。
ですから、イケナイことをしたら「してはイケナイ」というルールを教えてあげるのも愛情です。
飼主さんが主導して、犬が人の行動に合わせるように教えます。
このような書き方をすると、自分の愛犬にルールを強いりたくないと思われる飼主さんもおられますが、実際に犬に教えると犬は喜んでルールを守ろうとします。
これはルールを守ることは犬にとっては遊びであり、ルールを守れたら飼主さんが喜んで褒めてくれるから犬にとっても楽しいことなのです。
ですから、ルールを教えるときは遊びのように楽しく教えてあげましょう!
「甘やかす」とは、犬の好きなようにさせていつでも要求に応えて、人が犬の行動に合わせることです。
犬は思い通りに行動していると「飼い主さんを守らなくちゃ」という考えになり、常に気を張って過ごさなければいけなくなります。
何事にも過敏に反応するようになり、吠えたり、興奮したりして気の休まる時間はなくなります。
愛犬のことがわが子のように可愛くてついつい甘やかしたくなる気持ちはわかります。
しかしそれが本当に愛犬のためになるか考えてみましょう。
少し冷静になって考えて、愛犬のためにならないと感じたら、毅然とした態度で「イケナイ」言えるようになりましょう。
そうすることにより、より一層飼主さんと愛犬の絆が深まります!
ルールの教え方や「イケナイ」と言えない方はそのコツをお教えしますので、ぜひ一度お気軽にご相談ください。