久しぶりの更新になります。
今回は保護犬のこまちゃん。
推定年齢10歳、おそらくビーグルとダックスのmixだと思われます。
ご相談内容は元から不安分離っぽかったのだが、11月から一緒にいる時間が長くなり家の中でも飼い主さんの後追いをするようになった、チャイムに吠える、その他にもあるが取り敢えずこの2つをどうにかしたいとのことでした。
カウセリングをしながら見ているとこまちゃんは飼い主さんの足下にベッタリ・・・
飼い主さんも無意識に撫でたり目を合わせたりして強化してしまっていることがわかりました。
まずは普段の接し方を変えてもらうようお願いし、飼い主さんと距離をとらせるトレーニングを行いました。
最初はなかなか離れようとしませんでしたが、根気強く離してもらうと・・・
諦めて少し離れたところで落ち着きました。
この状態になったら飼い主さんが立ち上がって少し歩き回っても、首は上げましたが後追いはしなくり効果あり。
こういう風に毅然と一貫した態度で接すれば犬には絶対に通じるので、必要なのは飼い主さんの根気だけです。
特にこまちゃんのようなタイプは、かなり頑固なタイプなので飼い主さんには根気が必要です。
これに負けていたら決して治らないので根気強く頑張ってもらいます。
分離不安は普段の接し方が原因なので、常にベッタリ一緒にいるのではなく適度な距離を置いて可愛がるときとのメリハリをつけるようにしましょう。